『孟母三遷』しなくて良かった!!
“ピンポーン”
「速達で~す」
通知が届いた!!
前日、娘に
「通知が来たら先にお母さんが見ていい?」
と尋ねると
「だめでも、暗い顔しないならいいよ」
と言ってくれていたので、先に見ることにしていました。
いざ通知を受け取り封筒にハサミを入れ中を見ると“合格”と書かれてありました。その瞬間涙があふれ全身が振えました。私は、誰もいないリビングで「良かったー良かったー“○○ちゃん”喜ぶわぁ~」と言って泣きました。
娘が名進研に通い出したのは、四年生の時でクラスはJS2にいて、たまにJS1に上ってもすぐJS2に落ちてしまうという感じでした。
私は名進研のテストの結果を見て、点数が悪いと細かい所まで指摘してねちねち、時には感情的になり怒嗚りちらしたりしました。そのたびに娘を泣かせていました。あげくのはてに「何で泣くの、泣くぐらいなら名進研なんかやめてしまえ~」と、それはまぁひどい事を言っていました。
その頃どうしたら名進研での成績が上がるんだろうと思い悩み、本屋で“受験の神様”と言われる人の本やら“偏差値を上げる”ノウハウが書かれた本を買いあさりました。そんな時に頭に浮かんだのが“孟母三遷”の文字でした。
当時は、西尾張方面に住んでおり、中学受験をする子はまわりにほとんど無く“公立あたりまえ”の所だったので“まず環境が大事” と、思い切って名古屋市内に引越ししました。(一遷)そうすれば通塾の時間短縮にもなり勉強時間も増える=成績も上がる!!と思いました。“ところがどっこい”時間が増えた分勉強するんだろうなーという思惑は外れ、娘はその時間を“まったり”過ごしていました。一人っ子でのんびりしていて競い事が嫌いな娘なので私は、“競争心もあまりないし名進研はこの子には向いてないのでは”?と思うようになり、“二遷”した方が良いと思い娘に「他の塾に変わる?」と尋ねると「絶対にいや」と言われ名進研に留まりました。
そんなこんなで最後までマイペースで出された宿題をこなしてはいたものの+αの勉強は他の子よりしてこなかった様に思います。“これでいいのか?”という不安な日々でしたが、名進研のテキストを見返してみると“実に内容が盛りだくさんで入試直前対策などきめ細やか”で、成績が伸びず思い悩んだ時に買った参考書などはいらなかったなと思いました。
だから皆さん、名進研のテキストで勉強をしてできれば何度もくり返しやれば大丈夫だと思います。あと先生のおっしゃる事をよく聞いてその通りにやってみるといいと思いました。私はあまり先生に相談せずやってきてしまいましたが皆さんは、何でも相談された方がいいと思います。
この受験生活で学んだ事は“継続と忍耐”です。“孟母三遷”しなくて良かった!!最後まで見守ってくださった先生方ほんとうにありがとうございました。そして、最後までよく頑張りましたね。ありがとう!!












