奇跡は起こった。

 JSクラスになったことがなく、ゼミの最終クラスがKS3、そして最後のゼミでは黒星をもらってきたわが子が、第一希望の「愛知淑徳中合格」を手にしました。

 姉とは違いマイペース。悪い点をもらってきてもケロッとしている(ように見える)。上と比べてはいけないと言い聞かし、「寄り添う」ことを心に、繰り返し感情を抑えること約一年。姉の時は、介護という家庭の事情で参加させてあげることができなかった正月特訓教室、下の子にはちゃんと受けさせてあげようと心に決めていたのに、「お部屋がひとりになるかもしれないからヤダ」の一言で却下。「う〜ん。困った」。でも、決めるのは子供。中学受験も親の敷いたレールに乗るか乗らないかは、最終的に子供が決めること。そうとは分かっていてもいろいろ口をだしたくなるのをできるだけ我慢するようにしていました。

 「信じる者は救われる」の言葉を胸に、成績の乱高下があったときは、投げ出したくなる気持ちを抑えて、まずは親である自分の感情をコントロールすることに専念。子供のやる気が維持できれば、あとは何とかやっていくものだと信じて。最初のうちはもらってきたプリントがカバンの中でぐしゃぐしゃ状態、最初は「きちんと整理しなさい‼」といっていたのですが、その状態が続いた時「きっと出来ないんだな」と思い返し、一緒に整理したのを思い出します。寄り添うって結構大変…

 名進研に入り素敵なお友達と切磋琢磨できたことはかけがえのない経験となりました。一緒にいる仲間がいたからこそ、中学受験という大変な経験を頑張れたと思います。三年間お世話になった先生方、いつも温かく、時には叱咤、激励をして子供のやる気を維持するよう働きかけてくださりありがとうございました。試験当日もグッドポジションを確保するために朝早くから来てくださりありがとうございました。緊張する試験当日に、先生方の顔を見ることが出来、子供も安心して試験を受けることが出来ました。

 名進研で学んだことは数多くあり言い尽くせませんが、ものの考え方や勉強の仕方など在校中に学んだことは全てこれからの土台になっていくと思います。上の子も下の子も、この塾に入れてよかったと心から思っています。ありがとうございました。