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愛知県 公立高校
2025年度 入試情報・偏差値・
受験対策・合格実績

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愛知県 公立高校[一般選抜]
2025年度 入試情報

定員 30,781名共学校
入試日程 2月26日(水) 学力検査
2月27日(木)・28日(金) 面接(実施校のみ)
出願手続き 2月7日(金)9:00〜17日(月)15:00
入試科目
時間/配点
国語 45分/22点
数学 45分/22点
社会 45分/22点
理科 45分/22点
英語 50分/22点
面接の有無 あり(実施校のみ)
調査書の提出 あり
校内順位の決定方法 以下に示す評定得点と学力検査合計得点を使い、各高校があらかじめ選択するⅠ~Ⅴの「校内順位の決定方式」によって得られた数値を基礎資料として総合的に行う。

・評定得点:調査書の評定合計(最高45)を2倍にした数値で、最高は90点
・学力検査合計点数:最高は110点(22点×5教科)

Ⅰ: 評定得点+学力検査合計得点
Ⅱ:(評定得点×1.5)+学力検査合計得点
Ⅲ: 評定得点+(学力検査合計得点×1.5)
Ⅳ:(評定得点×2)+学力検査合計得点
Ⅴ: 評定得点+(学力検査合計得点×2)
入学検定料 2,200円
合格発表日 3月11日(火)10:00

愛知県 公立高校[一般選抜]
2025年度 入試対策

国語

愛知県公立高校入試において「マークシート方式」が導入された2 年目の入試でした。科学的な文章を論理的に読解できるよう指示語や接続語に着目して段落の役割・つながりを理解し、筆者の主張を読み取る力が求められています。
説明的文章で「文章を読んだ生徒の意見の並べ替え」「文章の論の進め方の特徴」、文学的文章で「文章の表現の特徴」が出題されるなど、内容だけでなく表現の意味も考えながら文章を読むことも求められています。これらは2021年より開始された「大学入学共通テスト」の出題傾向やChatGPTなどの生成AIを活用した文章作成が可能となったことで暮らしがより便利になる一方で、情報の真偽を客観的に読み取り、冷静に判断する力が今以上に求められる今後の社会の動向を反映したものといえるでしょう。

数学

2023年から愛知県公立高校入試がマークシート形式となり、今年はその形式の2 回目の入試でした。各教科22点満点ですが、数学は検査時間45分、問題数19 問(うち配点が2点の問題が3問)という点は2017年から2023年までと同様でした。
2点問題は、大問2の中にあった「確率」、「関数と図形」、「関数の利用」の3問で、この点も過去の傾向に沿っていました。2023年からは、受験生には試験中にどの問題が2点配点なのかは分からないようになっていますが、「おそらくこれが2点問題であろう」という推測はある程度できたと考えられます。
近年の傾向と比べると、大問1に比較的解きやすい標準的な問題が出題されている点、前述のとおり大問2に「関数の利用」などで2 点配点の問題が3問ある点、大問3に平面図形と空間図形の問題が出題されている点などは類似しており、過去問の演習が有効であったと考えられます。ただ、2(1)の確率の問題が正解を導き出すのにてこずりやすかったのと、3(2)の平面図形の問題や3(3)の空間図形を含む平面図形の問題の難度が高かったのとで、特に易しめだった昨年からはかなり難しくなったと感じられます。また、検査時間内に全てを解き切ることができなかったという受験生も少なくなかったと考えられます。
高得点を狙うためのポイントとしては、大問1の10問をミスなくすばやく解くこと、大問2 の2 点問題を確実に正解すること、大問3で難度が高いと思う問題を一旦飛ばしてでも解きやすい問題は解き切ることなどが挙げられます。過去問などを演習する際は、その点も意識して演習するとよいでしょう。

社会

愛知県公立高校入試は、2023 年度にマークシート方式が導入されてから2回目の入試となりました。社会の問題数は、大問6問構成で、大問1・2が歴史で7問、大問3・4が地理で7問、大問5・6が公民で7問の計21問でした。問題構成・問題数においては、地歴公それぞれ2つの大問がある2022年度までの形式に戻り、政治分野の大問が復活しています。完答形式の問題は減少しましたが、複数の答えの組み合わせを選ぶ問題は例年通り出題されています。
出題内容については、初見の資料や図版、複数の資料や文章を正確に読み取って解答を導く問題が中心でしたが、単純に知識を問うのではなく、資料を読み取り、条件を整理して解答を導き出す力を問う問題も出題されるため、「わからない」「覚えてない」と思っても、資料を読み、地道にヒントを探す姿勢が必要です。また、歴史の大問の中で地理の内容を問う問題など、分野をまたぐ出題も見られます。
見た目や大問の順序にとらわれず、「何が問われているのか」を正確に読み取り、出題意図にそった知識を引き出す力も求められます。

理科

愛知県の公立高校入試は、以前は理科の受検者平均点が最も低くなる傾向にありました。2023年の入試からは解答形式が全教科マークシートに変更されたのに伴い、毎年出題されていたグラフの作図問題や、語句や化学式を書かせる問題、記述問題の出題がなくなり、全体の得点バランスがどう変化するか注目点の一つでしたが、結果としては、数学の受検者平均点が最も高くなり22 点中15.2 点(69.1%)、社会の受検者平均点が最も低い22 点中11.5 点(52.3%)という結果となりました。理科に関しては、受検者平均点が22 点中12.3 点(55.9%)となっており、社会に次いで2番目に平均点が低い教科という結果になりました。
2024 年の入試は、全教科マークシート形式に変更されて2年目の入試となりましたが、理科は2023年の入試に比べると、全問マーク式でありながら、複数の解答を組み合わせた完全解答形式の出題が増えたことや、出題内容がより高度な知識や思考力を必要とするものに変わっていたため、出題レベルは難化したといえるでしょう。次年度以降も基本的な知識がベースになることは間違いありませんが、それ以外にも、読解力、理解力、思考力、応用力など、より実力が試される入試問題に対応できるように準備をしていきましょう。
では、次に2024年の理科の問題構成を見ていきましょう。大問数は6題で、大問の1と6は一問一答形式の小問が2つずつ出題されています。したがって、大問の1と6で合計4つの小問が出題されることになりますが、その内訳は物理・化学・生物・地学が1問ずつ出題されています。残りの大問2~5までは、生物・化学・物理・地学をベースとする問題がこの順番で出題されています。2024 年は地学の大問の中に溶解度を絡めた化学系の問題が出題されていたため、若干化学が多くて地学が少ない問題構成となりましたが、おおよそ4分野バランスよく出題されているといえるでしょう。2025 年以降の入試問題も、分野をまたいだ問題が出題されるかもしれませんが、4分野のバランスが大きく偏ることはありません。どの分野もまんべんなく学習するようにしましょう。また、問題数の合計は20問となります。そのうち18問は配点が1点の問題、やや難度が高いと考えられる2問は配点が2点の問題となっていて、合計22点満点と例年通りでした。
出題内容の特徴としては、実験結果や与えられたデータに基づいて、その場で考察する必要がある問題の出題が多いです。2024年の入試においても、知識を持っているだけで正解できる問題が22点中10点(45.5%)なのに対して、実験結果や与えられた条件をその場で確認して解答する必要がある問題は、22点中12点(54.5%)となっています。実験内容が出題される場合には、その条件や測定データなどが必ず記載されていま す。それらの状況を正しく把握して考えないと正解にたどり着くことはできません。教科書の知識は大切ですが、それだけでなく、その場で与えられた状況を素早く理解して解答する対応力の高さが理科で高得点を取るために必要な力といえるでしょう。

英語

形式がマークシート方式に変わった2年目の入試問題は、問われ方や英文の量、難度ともに昨年から大きな変化はありませんでした。
英文の中の単語や慣用表現も専門性の高いものなどはありませんでしたが、問題に答える際には、内容が言い換えられていることに気付く客観的視点や、離れた場所に点在する根拠を探す検索力が問われました。また、グラフや表の問題も英文との組み合わせが少し複雑になっており、これもまた選択肢をひとつずつ資料と照らし合わせて丁寧に読むことができるかどうかがポイントとなりました。英文を丁寧に読み、前述の視点や検索力などを育むことで高校入学の先にまでつながる英語力が身につくでしょう。
読解力をつけるには、教科書をベースにトピックごとの単語や基本的な文法を使って、各段落で述べられていることをつかむ、根拠となる文を丁寧に和訳する、表と英語を正確に照らし合わせる、などのトレーニングが必要です。受験学年になったときには、これらのトレーニングに必要な単語と文法の知識を使いこなせることを目標にして学習に取り組みましょう。

愛知県 公立高校[一般選抜]
2024年度 入試結果

定員・合格者数・倍率

募集定員 志願総数 志願者実数 実質倍率
31,417名 59,007名 32,960名 1.05倍

愛知県 公立高校
学費

●入学金  5,650円
●授業料  年間118,800円
※全日制課程の場合

愛知県 公立高校
合格体験記

直前期にやるべき全て

こんにちは。僕からは公立入試直前に、点数を底上げする方法を教科別に伝授します。僕はこの対策を実践して、少し低めの内申41から旭丘に合格しました。

内申点がとれないから当日点で挽回したい方、合格ラインギリギリであと3、4点とりたい方、ぜひご覧ください。

〈全教科共通〉
これは対策とは少し違いますが、公立志望なら私立の受験等、余程のことがない限りは最低でも一校、マークシート形式での高校を受験することをお勧めします。例えば、名城大学附属高校や清林館高校、中京大学附属中京高校など多数ありますが、名城は特に難易度が公立と似ており、お勧めです。また、マークシート用に消しやすいちゃんとした消しゴムを使いましょう。消し跡が残ると書いたという判定になる可能性があります(僕は模試でこれをやらかして以来、とある消しゴムを信用し、確実に消すようにしました)。

ここからは入試十日前以降にやるべき対策を紹介します。

〈国語〉
国語は古文を重点的にやりましょう。これは後に校舎の先生にも言われると思いますが、「古文と英語の長文は問題を先に読む」。これに尽きます。本文を読まず問題文、特に選択肢を先に読むことで少なからず概要を把握できます。古文で困っている人、是非やってみてください。

〈数学〉
まあ……昨年があまりにも難しかったので今年は簡単になるとは思いますが、だからこそ基礎固めと計算力の強化が必須です。直前は簡単な問題を解くのがベストです。大問1を落とさない勉強を心がけましょう。

〈社会〉
社会は直前に用語を覚えて間に合う教科ではないので、用語は一か月前までに覚えてラストは問題演習をしましょう。これを勧める理由はもう一つ、今年はおそらく昨年の揺り戻しで、社会が難しくなることが予想されるためです。

〈理科〉
反対に理科は案外、直前暗記でもなんとかなるし、今年が簡単そうなので、(勉強の積み重ねがあれば)あまり心配はいらないと思います。

〈英語〉
「問題演習→単語覚える」この繰り返しです。今年の最難関教科になる可能性が高いので、要注意です。

これを読んでいる皆様、ぜひ合格して、名進研の合格実績を作りましょう‼まあ最後は自分を信じて‼頑張ってください‼

当たり前のことを忘れない

こんにちは。春から明和高校に通うものです。勉強方法のアドバイスについて書きたいと思います。

●入試に関する勉強方法
まず自分に合った勉強の空間を探すのが大切だと思います。自分の場合は、音楽(歌詞がない曲)を聴きながら勉強していましたが、人によって自習室で勉強した方がいいとか、周りに人がいると集中できないなど、異なると思うので、いろいろなことを試して自分が集中しやすい環境を探すといいと思います。

次に基礎を固める時期について。それをやるのは夏休みがいいと思います。夏休みの頃は受験に対してピンときてない人も少なからずいると思います(自分もそうだった)。名進研の先生は夏休みが一番大切な時期と言っていたので、中一の頃からの社会・理科のテキスト類をやってみると、内容を忘れているものがちらほらあったので、この時期に解き直すのは大切だと思います。

●定期テストの勉強について
二学期の期末テストになると入試が近いこともあって、実技教科の勉強が疎かになるかもしれませんが、内申点に関係するので隙間時間を使って勉強しましょう。主要五教科の勉強法を各教科ごとに並べると、数学はいろいろな問題を解きまくって解くことに慣れて、見直しにかけられる時間を増やしましょう。国語は過去問を見て、記述問題のパターンと答えを部分的に暗記するといいと思います。理科は化学・地学は暗記である程度いいのですが、物理は工夫しないと答えが求められないものもあるので、過去問で分からないところを極力残さないようにして試験に臨んでください。社会の資料の読み取り問題は、高校入試でも役立つので定期テスト勉強でその力を養ってください。英語は暗記です。文法や単語を暗記して英作文の問題などに対応してください。長文の問題は文章に合うものを選べ、というものと並行して本文を読むといいと思います。

自分の体験談としては最後の全県模試では明和高校の合格率が40%くらいでしたが、こうしてこの学校に通うことができているので、諦めないこと・努力することは大切だと思います。これは当たり前かもしれませんが、当たり前のことを忘れがちになるのが受験前だと思うので、このことを頭の隅に留めていて欲しいです。

これを読んでいる人に合格発表の日に春が来ることを願っています。

最後に名進研の先生へ。志望の高校に連れて行ってくれてありがとうございました。

全てはゴールの笑顔のために

こんにちは。春から第一志望校である一宮高校に通う者です。皆さんが自分の志望校に合格できるように少しでも役に立てたらと思い、合格体験記を綴ります。

まず、勉強方法については「大切なのは復習」です。私が自分自身、学力が一番伸びた時期は『公立受験直前の一ヵ月前から』だと思っています。理由は、復習に力を入れたからです。自分の苦手な単元・テーマを中心に「量より質」を意識して勉強しました。いろいろな問題にふれるのも大事ですが、ミスしたなら、そのままにしてしまってはもったいないです。それをこれからの自分に生かす方が絶対良いはずです。私はこれで伸びました。

次に、内申のとり方です。私は内申45を何度もとったことがあります。大切なのは、やはり提出物や感想プリントです。提出物は期日までに出すことに加え、ふせんにメモしたものを先生の目の留まるように貼ったり、マーカーで印をつけたりします。先生に「私は頑張ってますよ‼」と伝えるつもりで。感想プリントは疑問を書くだけではなく、それを調べましょう。そして「調べた」という証拠を残します。とにかく、頑張りをアピールしてください‼きっと先生に伝わります。

次に、受験生の生活についてです。受験生に夜ふかしは敵です。しっかり寝ることが大切です。また、自習室を使うことをオススメします。家で集中できなくなったり、勉強に気乗りしなくなったときにはぜひ使ってほしいです。他の子も頑張っていると自分のやる気も出ますし、他人のいる中で自分のペースをつかむ、つまり受験会場のように、他人がいる中で勉強する練習になります。

受験は挑み方次第で結果が左右されます。自分を最大限伸ばせるようなやり方を見つけ、合格を勝ちとってください。受験生は大変だけど、後悔のないように一日一日を大切に頑張ってください。

最後に室長の言葉をお借りします。

「全てはゴールの笑顔のために、笑って名進研を卒業しよう。」