合格体験記

夢への第一歩

【南山中学校女子部合格 A・T保護者さん】

〈出会い〉
春、四月の暖かな陽射しの下、教会を前に咲き誇る桜たちに囲まれ、にっこり微笑む娘の、入学式を無事に終えた後の一枚の写真−。この表情を見る度に、彼女の選択は間違いではなかったと痛感します。その光景は夢にも想像できなかったもので、私にとって夢のような話を彼女は現実にしました。迷いのない一途な気持ちがそうさせたのだと思います。

「私立の中学校へ行きたいなあ」−「行けたらいいねえ」。半分冗談だと思って聞き流しそうになった、こんな会話をしたのは、三年生の冬休み前…もう少し前だったでしょうか。ちょっとした好奇心も、そう長くは続かないだろう、学校とは異なる勉強に音を上げて、自らあきらめるだろう−期待に胸をふくらませることもなく、近隣にある中学受験対応の塾をのぞきました。冬期講習を受講したのですが、彼女の反応はいまひとつ。手応えのようなものを得られなかったようで、−そんな時です。運命の出会い。江南校新規開校の情報を得て、まだ工事中の校舎を横目に、江南駅から名駅校へ、入会テストを受けに行ったのが、名進研の先生方との出会いの始まりです。

三月の開校が待ち遠しい娘のやる気を維持するため、一宮校に一週間の体験授業をお願いしました。毎回違うメニューで、国語や算数の授業をしてくださり、体験後の彼女の興奮した様子で話す学習内容を、楽しく聞かせてもらったのを憶えています。先生方は彼女の知的好奇心を巧に刺激してくださったようで、彼女にとってそれは勉強ではなく、ゲーム感覚で解いているかのような楽しいひとときだったようです。貴重な時間を娘のために使っていただき、感謝の気持ちは今も消えません。

〈ミスをおそれない〉
四年生になった彼女は、まだつらさを知りませんでした。ただ、自分以上に優秀な同級生の存在を目の当たりにして、意識しないわけにはいかなかったようです。頑張ろうとする気持ちとは裏腹に、計算問題の正解率が思わしくありませんでした。気をもむ母娘に当時の塾長さんは、注意を促すどころか、「ミスは多いが、解く速さが持ち味なので、そのままで大丈夫。」と言ってくださったのです。解く速さは、今後の受験勉強には必要不可欠で受験の武器になる、と。確かに入試問題の数はどの教科も多く、時間との闘いといった一面もあるようです。

先生のその一言に、受験勉強の特異さを感じるとともに、ありのままの彼女を受け入れてくれるという安心感を与えていただきました。その後も彼女はミスを繰り返しながらも速く解くスタイルはくずさず、問題に向かい合いました。先生のあの言葉は、自信ややる気を削がないようにとの、私や娘への優しいご配慮だったのかもしれませんが、事実、一年後、二年後の実力テストやプレ中学入試では、時間配分を自分でコントロールできるほどの余裕を持ち合わすことができ、入試では見直しの時間まで確保できたようです。

〈自分で気づく〉
娘が各テスト以上に力と時間を注いでいたのが、“解き直し”です。毎週末のテストゼミ、毎月の実力テスト、六年時のプレ中学入試…と、家に戻ってもう一度テストに向き合う、あるいは、翌日の休日を解き直しにあてるなど、言ってしまえば面倒なことをよく続けたものだと感心します。解き直しノートの中身は、単に問題を解いた答えを書くだけではなく、図や絵を書き写していたり、解説を自分の言葉にして書き加えていたり、テストをフル活用している様子がうかがえました。実力テストで点数が思うように上げられなかった時は、自分自身で原因を探りながら解き直し、「ちょっと解き直しのやり方を変えてみたよ。」と、実力テストにつながる毎週のテストゼミの解き直しを工夫して、更に実際に点数アップにつなげてきた時には、驚くしかありませんでした。

解き直しノートは、彼女のメンタル面にも大きく影響を与えてくれました。ご多忙の中、時間を割いて書いてくださる先生方の熱いメッセージや、的を射た一言は、親にはどうにもできない心の穴を優しく、時には刺激し、フォローしてくれました。あたかも交換日記のようなノートを、チェックするのに躊躇してしまうような時もありました。

自分で行動し、失敗を繰り返し、自身で工夫し、試行錯誤しながら成長するには、それなりの時間が必要だと感じました。「ポジティブに考えていこうね。」−大好きな先生に何度もかけてもらった言葉は、今でも彼女のおまじないワードになって、支えてくれています。

〈まずは知ることから〉
娘に感謝していることがあります。彼女が私立中学に興味をもったことから、私も今まで知らなかったことを知り、様々な人との出会いを経験させてもらいました。

入試説明会や体験授業の際、また、プレ中学入試等で会場として開放してくださった数々の中学校…。どの中学校も居心地のよい空間をつくってくださり、“おもてなし”の気持ちを感じた学校もありました。校舎や設備が素晴らしいというだけでなく、先生方も個性的で素敵な方も多く、学習の場、環境は多様で、画一的ではないことを思い知らされました。通いたい学校を見て選べる幸せは、娘だけでなく、私も感じさせてもらいました。

プレ中学入試等で、会場となる学校へ向かう電車内では、テストへの緊張感からか、毎回、腹痛を訴え、顔をゆがませる彼女の隣で、心配しつつも、これから向かう会場(中学校)への期待感からか、不思議と落ち着いて、ほおをゆるませてしまう母でした。後日、そんなのん気な私にかけてくれた、「そのままでいてね。」という彼女の一言は、どれだけ心を軽くしてくれたか、いつも娘に助けられました。

名進研に通い始めた頃は、自宅近くの私立中学校しか知らないような親子で、もちろん志望校に掲げつつも、どれだけの努力が必要なのかさえ、知らないありさまでした。しかし、様々な私立中学の情報を名進研で知り得て、優秀な仲間たちにも刺激され、そして、江南校の先生方に支えられ、励まされ、おだてに乗せられて、彼女の目標は、ぐんぐん高いところに行ってしまいました。彼女が一途に思い描く、もっと先の夢に近づくためには、南山中学校女子部に入学することが、第一歩と考えたようです。いくつもの出会いに支えられ、視野を広げられたことに、感謝しています。

〈困った時の…〉
目標にこだわり過ぎて、頑張り過ぎて、がんじがらめになりそうな時は、違う景色を見て、新たな出会いを楽しんでみてもいいかもしれません。そんな気持ちにもなれない時は、やっぱり、名進研の先生を頼りましょう。受験生(六年生)でなくても、先生方はとことんまで面倒見ようと努力してくださいます。勉強のつらさも楽しさも分かち合っている先生に言われることは、親の言葉よりも、少しは素直に聞ける場合もあるようです。言いたくても反発されて、醜い言い争いが予想されるような事柄は、先生経由で伝えてもらったことも、私自身、何度か。

ほっとしたのもつかのま、壁の次は激流が…。そんな感覚になってしまうほど、乗り越えなければならない、つらい時期が、ご家庭それぞれにあると思います。でも、中学受験は一人で乗り越えるものではない、手を取り合える範囲の人でもいいから、一緒になって前に進んでいけばいいんだ、と思えば、心が少し、少しだけ楽になりませんか。

また、私自身も何度も反省し、気をつけたことですが、親が娘の壁になるような対応をしない、ということです。テストなどで思うように結果が出せず、一番落ち込んでもいい(本当は落ち込む必要は全くないのだけど)本人よりも、親が更に落ち込み、苦言を呈す−頑張っている子どもにとって、これ以上面倒な壁はありませんよね。

心身の成長にも大事な時期、貴重な時間だからこそ、楽しいと思うことは子にも親にも必要だと思います。つらさ以上に得られる何かが、ご家庭ごとにあると思います。

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