進路決め
私が具体的に志望校を決めたのは三年生の夏の終わりぐらいでした。それまでは、まず学校というものがあまり好きではないので志望校を決めることに目をそらしてきました。夏休みに友達と学校見学へ行き、実際にそれぞれの高校の空気を感じることで自分が高校生になるのだという実感がわき、志望校を決める気持ちになりました。
私は志望校を決めるとき、「将来の夢を叶えることができるのか」を一番大切にしました。志望校決めに迷っているなら、実際に高校見学へ行き学校の空気を感じたり、その学校の特徴を調べ、高校を卒業したとき、どんな自分になれているのか考えるのが良いと思います。実際に行ってみることで、家から学校までの距離感を知ることができ、自分が通ったらという具体的な想像ができます。私は将来医者になりたいので、数学と英語の力が身につく学校が良いと考え志望校を決めました。しかし、私の偏差値ではその学校にとどきませんでした。学校の先生にも直接「無理」と言われたわけではないですが、進路相談のとき、合格した生徒の偏差値のデータを見せられ、「君は今ここにいる」と、無言の「考え直してね」の圧を浴びました。
自分でも高い目標だとはわかっていましたが、志望校を変えることは一度もありませんでした。自分の行きたいと思った学校はそこでしかないので、変える必要はないと思ったからです。周りに流されず、自分の行きたいと思った志望校を最後まで貫き、戦うべきだと私は思います。やれるだけやって、結果はダメだったとしても、「あのとき挑戦して良かった」と悔いなく高校受験を終えることができると思います。私はそうでした。この現実世界は物語ではないので、ドラマみたいな奇跡はめったに起きません。
私の周りには、A判定で誰もが受かると思っていた子が落ちたり、志望校に合格できて入れたとしても大学受験がうまくいかず、さまよってしまう人もいると思います。受験は何が起きるかわからない魔物です。大事なのは将来何者になるかだと私は考えます。
最後まであきらめずに、自分の進んでみたいと思った道に正直に挑戦してほしいです。









