四歳違いの姉妹共々、名進研でともに四年後期から二年半ずつ、通算五年お世話になりました。

 姉の時は明確な志望校もなく、身の丈にあった合格できた学校でいいと思っていましたが、六年最初のプレ中学入試で偏差値40台前半の子が夏休みの夏期講習からメキメキ成績アップ‼結果、南山中女子部合格というミラクルが起きました。この実績から、妹の塾選びは名進研一択でした。

 妹は姉の学校生活を見て「私も南山中女子部に行きたい‼」と自ら志望校を決めていましたし、そこに向かうために成績に一喜一憂しながらも自力で頑張っていました。偏差値も60の壁をなかなか越えられなかったのですが、姉の時の経験から夏休み明けからでも伸びるはず‼と気長に構えていました。夏休み後のプレ中学入試でやっと英俊クラスに入ることが出来、夏期講習の頑張り次第でその後の波ができ、受験まで進んでいけるのだな。と実感しました。自習室よりも自宅で勉強したいと言う子でしたので、自習室の利用はほぼしていません。

 私も時短勤務からフルタイムへ戻ってしまっていたので、送迎やお弁当などのサポートも全然出来ず、名進研が終わってから夕食を家で食べていました。お腹は空いてしまいますが、かえって8時や9時が夕食の時間になることで家族全員が集まることが出来、ここ数年で一番家族でコミュニケーションが取れた年でした。勉強で分からないことがあると、姉に教えてもらっており、姉妹の絆も深まったと思います。

 受験勉強というと四教科をひたすら勉強しなければ。というイメージがありますが、我が家は特に制限したものはありませんでした。共学は分かりませんが、志望校が女子校の場合、時事ネタに家庭科(生活)の分野も多く出されているようです。娘もグルメ番組を見ていたから解けた問題があったと入試後に言っていました。

 息抜きのためにも時間を決めてテレビやゲームもやれる余裕があるといいですね(←あくまでやるべき事をやった後でね。という条件付きですが)。

 入試は易化と難化が交互に繰り返されるそうです。易化の年は合格平均点が高くなるので、基本問題は必ず取れるようにしておきましょう。算数が苦手な子でしたが、計トレだけは毎日一単元ずつ必ずやる約束をしてました。丸付けは私も実際に解いてみてからやっていました。そうすることで、私が解き方を教えてもらった問題もあります。やれ‼と命令するだけでなく、「へぇ。こんな解き方があるんだ。」と親子で共有できると受験勉強も楽しく出来ますよ。私は塾に全てお任せで個別や家庭教師などもしなかったのですが、結果、姉妹とも南山中女子部に合格することができ、名進研には感謝しかありません。

 親が出来ることは健康管理ぐらいなので、その時の流行りダネ(姉の時はR―1、妹の時はヤクルト)をやってあげる。後はお参りしたり、お守りを買ったり、勝負服を選んだり、精神的なサポートですね。

 受験するのはお子さんです。親だけが熱くならないよう我が子を信じて最後まで親子で乗り切りましょう‼

 皆さんの第一志望校の合格を心より願っております。